編集長見習い日記 その6

経筋療法 

  富田満夫著『経筋療法』が完成に近づきつつあります。最終的な校正作業に入ってますので、内容理解を深めていきたいと思っています。この本のねらいはHP上のチラシにのっています。富田先生は、この本の前に『中高年女性におくるQ&A 腰痛の治し方』、『中高年 女性の腰痛』を創風社からだしています。『経筋療法』は前2作の延長上にある本ですので、この本の内容理解を進めるとともに、編集者としての勉強も深めていきたいと思いました。ちなみに前作に関する書評はHP上に掲載されています。書評
 編集者としての勉強・・・・・・というよりも、患者(その家族)、読者にとって、この本は(この治療は)どういう位置付けにあるかできるだけ正確に理解を進めたいと思いました。今のこのテーマに関して、私の必要な勉強の例をあげると、
 腰痛の治療にあたる整形外科医がどのような手術でどのような成果を出してきたのか。
 ペインクリニック(痛みをとる医療)の分野でどのような方法で、どのような成果がでてきているのか。
 東洋医学、リハビリテーションの分野でどのような取り組みがなされ、どのような効果がでてきているのか。

 このようなことを確認をしていきたい。時間がかかりそうですが、少しづつ学会状況などの理解も深め、編集者としての見識を豊かにしていきたいと思いました。

                     2003年 9月29日

編集長から一言……富田先生が上京されたとき、2回ほど腰痛教室の会場で見学しました。富田先生の指導で、30分ほどで30人ほどのカチカチに固まった女性の緊張がゆるんでいきました。こまっている人はためしてみる価値があると思います。