「今年の8月に足の神経の手術をしていただいた、####(5歳)の母です。手術後は地元の理学療法士とともに、リハビリを続けてまいりましたが、夢にも考えていなかった息子のウォーカーで歩行が自力でできるようにまでなりました。来年からは養護学校に入学予定でしたが、息子の姿を見て、小学校の特殊学級へと進路を大きく変更いたしました。」(5歳、男児、脳性麻痺、両下肢脛骨神経手術)「下半身の緊張が緩んだことで、こんなにも多くのことができるようになり驚きの連続です。特にずい這いで右足を曲げている姿を見たときは感激でした。長い間この足さえ曲がればもっと楽に移動できるのに…と固い棒のような足を触り続けてきたのです。今後リハビリで足に力がついてくれば、と希望が持てるようになりました。本当にありがとうございました。」(4歳、男児、脳性麻痺、両下肢脛骨神経手術と閉鎖神経手術) 患児の母親が記載した術前後の変化
足が交差し、歩行訓練が困難 ↓ 交互に足を出せるようになり、かかとも地面につくようになりました。
足がつっぱり、前かがみでバランスをとっていました。また、力が入るとおしりが前にでてしまい、落ちていました ↓ ひざを曲げ、かかとをつけるようになり足の力で支え始めました。手にかかる力も減り、腕をのばして楽に座位を保持できるように。
足が交差することがよくあり、寝ている間もひざを強く曲げていました。 ↓ 足が外開きになり、朝起きた時足を伸ばして自分でリラックスできるように。足首も外向きになりました。
腰から下はひきずっている状態時々左足のみ曲げて前進 ↓ 腰が持ち上がり、左足は完全に曲がるように。右足も時々曲げています足首も使って動くようになりました
下の段に足が棒のようにひっかかり、降りることは困難 ↓ ひざを曲げ、ゆっくりと座り、手を地面につくことができました。 |