コミュニケーション発達史 46判 並製 273P 本体1500円 |
|||
一八二三年に写真術、三七年に電信、七五年に電話、七七年蓄音機、八六年ライノタイプ (植字機)とセルロイド・フィルム、八九年キネストコープ、九五年に無線電信、九七年ブラウン管というように、一九世紀後半にコミュニケーション技術は目を見張るばかりに進歩した。その成果ほ二〇世紀になって、次々と開花していった。とくにラジオとテレビの登場と普及は、複製そのものが電磁の形態になり、コミュニケーションの新段階を画したといえるだろう。そこへもってきて一九七〇年代からは、コンピュータをはじめとするエレクトロニクス技術が、かつての空想小説の世界を上回るほど急激に進歩し、今やコミュニケーションは新々段階に突入しようとしている。 目次 |