ウェーバーと比較社会学 46判 369P 本体4500円 |
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はじめに 凡例 第一部 ウェーバーとマルクス主義 第一章 ウェーバーとカウツキー ――ロシア革命論とダーウィニズム的歴史観をめぐって―― はじめに 一 カウツキーのロシア革命論批判 二 レーニンとカウツキーの分岐点としてのパリ・コミューン評価 三 カウツキーの歴史観 四 ウェーバー、カウツキー対レーニン 第二章 ウェーバーとレーニン ――組織論・政党論・議会論をめぐって―― はじめに 一 レーニンの変革理論 二 レーニンと直接民主制 三 特殊な革命としてのソビエト 四 ウェーバーとレーニン 第三章 マルクス、エンゲルスとダーウィン ――ダーウィン『書簡』をめぐる問題―― はじめに 一 『書簡』をめぐるミステリーの背景 二 『書簡』の「解釈」をめぐる論争 三 マルクス、エンゲルスのダーウィン観 四 ダーウィンからエーベリングヘの『書簡』 五 一八七三年の「手紙」の真偽 第二部 ウェーバーと物象化論 はじめに 第一章 『法社会学』と物象化論 はじめに 一 法の合理化と物象化 二 法の物象化と東西文化比較 三 ウェーバー物象化論の小括 第二章 『支配の社会学』と物象化論 はじめに 一 カリスマ的支配と物象化論 二 伝統的支配と物象化論 三 合法的支配と物象化論 第三章 『都市の類型学』と物象化論 はじめに 一 西欧都市の氏族の解体と物象化 二 西欧都市の合理化・物象化と民主主義の陥穽 第四章 『宗教社会学』と物象化論 ――「プロ倫を中心に」―― はじめに 一 予定説と非人格化・物象化 二 近代資本主義の合理性と物象性 第三部 ウェーバー比較文化論と「近代」の超克 第一章 比較文化のための方法論 第二章 東西文化圏の合理と非合理 第三章 政治による近代の超克――人格的支配の政治的再現―― 第四章 大統領制論の宗教社会学的神秘性――マルクス人格化論と物象化論との対比―― あとがき 索引 |