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目 次 第一部 論理学論争 I 論理学論争について 一 はじめに 1 論理学論争のはじまり 2 論争に参加した主要な論文 3 論争にかかわった著作 4 論争で論議された諸問題 5 この考察の課題 二 国外、とくにソビエト連邦における論争 l ソビエト連邦における論争の概観 2 ソビエト連邦における論争以前の形式論理学の評価 3 スターリンの言語学論文とその内容 4 ソビエト連邦における論争の総括1 5 ソビエト連邦における論争の総括2 6 東ドイツの場合 三 日本における論争 1 論争の発端−−栗田賢三氏の見解 2 栗田論文へのリプライ−−上山春平氏の場合 3 数学的論理学の評価をめぐつて−−岩崎允胤論文の場合 4 市井三郎氏の反論1 5 市井三郎氏の反論2 6 松村一人氏の見解 四 おわりに 第二部 論理の世界 II 生活のなかの論理学 一 論理学とはなにか 1 論理学とはなにか 2 論理学は思考を対象とする 二 推理とはなにか 1 「推理小説」における推理 2 日常生活における推理 三 理性と感覚との関係について 1 理性と感覚との関係について 2 新実証主義者の見解 3 理性と感覚とは統一されている 四 具体的思考について 1 具体的思考と抽象的思考について 2 論理学老は具体的思考を蔑視してきた 3 具体的・日常的思考もまた合理的である 五 直観・ひらめき・カンとはなにか 1 直観・ひらめき・カンとはなにか 2 源九郎義経におけるひらめき・カン 3 直観・ひらめき・カンは合理的である 六 論理学のさまざまな体系 1 論理学研究の方向性 2 形式論理学と弁証法的論理学 3 弁証法的論理学のなりたち 七 「科学研究の論理学」をめぐつて 1 「科学研究の論理学」の発想 2 「科学研究の論理学」の体系 III なぜ、いま論理学か 1 論理学が論じられる基盤 2 「論理学論争(第二次)」の内容 3 論理的矛盾と現実的矛盾とを峻別する根拠 4 松村一人氏 5 両矛盾峻別の客観的意味 6 矛盾論争の其の解決へ 7 論理学研究の展望 IV 論理学とはなにかーそのさまざまな見解 一 論理学とはなにか 二 海外における見解 三 日本における見解(1) 四 日本における見解(2) V 形式論理学の教科書の構成について 一 はじめに 二 これまでの教授上の実験 三 形式論理学とその体系について 四 弁証法的論理学について 五 論理学教科書の体系の実例−日本の場合 六 論理学教科書の体系の実例−ヨーロッパの場合 七 これからの実験 〔資料〕 第三部 認識の世界 VI 認識論研究の方向性 ――反映と認識における主観的なもの―― 一 認識論研究の方向性 l 現代における認識論研究の方向性 2 認識論研究の諸課題 二 反映について l 唯物論と反映論との関係について 2 反映概念検討の視点 3 反映の哲学的概念 三 反映としての認識 1 反映としての認識 2 認識における主観的なもの 3 誤謬の問題 VII 科学の対象と方法 一 科学とほなにか 二 諸科学の分類と統一 1 諸科学の分類 2 諸科学とくに自然科学と社会科学の統一 三 科学の方法 1 科学の方法とは 2 統合的な科学の方法 VIII 直観について 一 直観や「ひらめき」の特徴 二 コプニンによる直観の分析 三 高田求氏による直観の分析 四 質的変化、飛躍としての直観 五 必然性と偶然性との弁証法に関連しての直観 六 必然性と偶然性との弁証法に関連しての直観 IX 科学的認識と非合理主義 −−ニューサイエンス批判−− 一 はじめに 1 「現代思想」の二つの潮流 2 ニューサイエンスの三つの特散 二 いわゆる「有機体システム」論について l ニューサイエンスによる「デカルト以来の近代合理主義」批判 2 カプラによる「デカルト以来の近代合理主義」の批判 3 ケストラーによる「デカルト以来の近代合理主義」批判 三 「連関」と「変化・発展」の弁証法について 1 弁証法ほ連関と発展の科学である 2 変化と発展について 3 事物の普遍的連関における矛盾の位置 四 「物心二元論批判」をめぐつて 1 物質と運動との連関 2 カプラの「物心二元論」批判 3 ニューサイエンスの東洋の神秘主義思想との一致 4 ニューサイエンスの経験批判論(マッハ主義)との一致 五 結びにかえて 1 「現代思想」の思考パターソ 2 今後の課題 あとがき |