マルクス経済学の学問的達成と未成 |
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著者紹介 1947年東北大学卒業,東北大学名誉教授 主要著作 『経済学の生成と地代の論理』(未来社) 『資本論の論理』(新評論) Misere de philosophie de K.Marx : facsimile (Aoki-Shoten) 『現在の経済原論』(創風社) 主 な 目 次 序説 マルクス経済学の未完成とその秘密について 第1節 カール・マルクスの経済学研究 第2節 マルクス経済学の問題性 第3節 マルクス経済学の未完成とその秘密について 第1篇 『資本論』の原点――『哲学の貧困』 序説 『資本論』の原点――『哲学の貧困』とブルードン 第1章 『哲学の貧困』の第1章――科学上の一発見 第1節 効用価値と交換価値との対立 第2節 構成された価値あるいは綜合価値 第3節 価値均衡の法則の適用 第2章 『哲学の貧困』の第2章――経済学の形而上学 第1節 プルードンの「方法」について 第2節 プルードンの「体系」について 第2篇 マルクスのブルードン批判 第1章 価値論について 第1節 ブルードンの価値論 第2節 マルクスのブルードン価値論批判 第2章 方法と体系について 第1節 方法について 第2節 体系について 第3篇 『資本論』の未完成とその秘密 第1章 『資本論』の地代論――資本と土地所有の問題 序節 マルクス地代論の問題性 第1節 マルクス地代論の端初<落札地代> 第2節 地代となる超過利潤の概念 第3節 『資本論』第3巻第10章末尾の2段落 第4節 地代論と競争論と利潤論 第5節 『資本論』の地代論の検討 第2章 『資本論』の労働力商品論――資本と労働の問題 序説 マルクス労働力商品論の問題性 第1節 『資本論』の<所有・領有法則の転回>論 第2節 経済学における所有の問題 第3節 この課題をめぐるスミス・リカード・ブルードン・マルクスについて 第4篇 マルクスの『資本論』仕上げと『哲学の貧困』の改訂 第1章 マルクスの『資本論』仕上げ作業について 序節 マルクスの『資本論』仕上げ作業の概観 第1節 マルクスの『資本論』第2部および第3部の仕上げ作業の概要 第2節 『資本論』第2および第3部関係手稿の概況 第3節 第I稿(A80)における剰余価値の利潤への転形 第4節 第II・III・IV稿(A73・A74・A75)およびA64・A78における剰余価値の利潤への転形 第5節 マルクスの『資本論』仕上げ作業と現行版『資本論』第2・3部 第2章 マルクスの『哲学の貧困』の改訂作業について 序節 マルクスの『哲学の貧困』の改訂 第1節 マルクスの『哲学の貧困』改訂作業の実態 第2節 マルクスの『哲学の貧困』改訂作業の検討 第3節 マルクスの『哲学の貧困』改訂作業の検討(つづき) 終章 マルクス経済学の学問的達成と未成について 付篇 マルクス自用訂正書き入れ本『哲学の貧困』(東北大学・櫛田文庫所蔵)の「発見」について 参考:田中菊次著『現在の経済原論』 |
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