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或る者は私の思想をさして,人道主義であるとし,或は悪魔主義,或は厭世主義の詩人であるとし,またロマンチストかリアリストか軍配を挙げ兼ねている。私はこの一ケ年間あらゆる角度から,千差万別の批評をなげかけられてきた。もし私に真理を信奉する不屈な負け嫌いな態度がなかったならば,私はいまこの詩集を世に出すに先立って,私は世間的な批評の重石でぺちゃんこに圧死していたであろう。ともあれここに私の思想の小体系を一冊にまとめて,民衆の心臓への接触の機会をつくり得たことはこの上もなく嬉しい。(『小熊秀雄詩集』の序より) |
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小熊秀雄詩集
蹄鉄屋の歌
馬上の詩
ゴオルドラッシュ
乳しぼりの歌
きのうは嵐きょうは晴天
魅力あるものにしよう
ふるさとへの詩
端々しい眼をもって
トンボは北へ、私は南へ
なぜ歌いださないのか
太陽へ
接吻
………
飛ぶ橇
綱渡りの現実
移民通信
プラムバゴ中隊
空の脱走者
死界から
百姓雑兵
飛ぶ橇
流民詩集
馬の糞耳
ふくろう
不眠症
春の歌
新ドンキホーテ
偽態
地下鉄
夜の十字路
花
類人猿
………
小熊秀雄の自選詩集3册と
その他数十篇を収録する。
参考:
『1930年代青春の画家たち』(小熊と交流のあった芸術家達の活動をまとめる)
『焼かれた魚』
『小熊秀雄童話集』 書評、小熊秀雄漫画傑作集
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