本書は、現代の大学生諸君のイキイキ学園生活をサポートする目的で作られた。学生諸君だけでなく、教員にも、そして保護者にも目を通していただくとより効果的である。(各項ごとに対象読者をマークしてある。)
昨年の出版以来、アマゾン、丸善、紀伊国屋書店、山形県内の有名書店や、さらに大学生協などで扱っていただき好評を得ている。ある大学の研究室ではゼミの副読本としてリピートでご利用下さっている。タイトルは堅いが、殆どのページに大きなイラストを付けてあり馴染みやすい本だ。
以下に、本書に関するメデイアの記事と、個人的に頂戴した感想を抜粋でご紹介する。著者独自のコメントも加えた。
1、目次
2、メデイアの記事タイトルなど
3、個人的に頂戴した感想
4、メデイア記事の抜粋+著者のコメント
1、目 次
I部:教室での学び術
第1章 吹っ飛ばそう、不安を
第2章 リズムをつくる
弟3章 調子を上げる → 内容紹介(一部 09/1/19)
第4章 感性を磨く
第5章 力をつけるノート術
II部:研究室での学び術
第6章 研究室の常識
第7章 研究室、研究テーマを選ぶ
第8章 研究を進める
第9章 成果の発表
第10章 社会に出てゆく
第11章 研究費はどこからくるのか?
各章はさらに10前後の項目に分かれていて、説明は短く分かりやすい。→目次詳細
2、メデイアの記事タイトルなど
「学生の能力を引き出す策を伝授」(河北新報、2007.7.2)
「大学での学び方を助言」 (教育新聞、2008.1.31)
「大学生の学びについて試行錯誤した類例のない記録書」(米沢日報、2008.3.30)
「学生の道案内に・・・」 (山形新聞、2008.4.7)
「大事な学生生活を送るために−新しい教育のバイブル−」(産業栽培メデイア月刊誌=コ
ロンブス、2008.4月号)
「0<無限大<1と言う心に優しい学び術。世のため人のために尽せる力を身につける、
と言う学びの意識。」(エフエム山形ラジオ放送、2008.5.1)
3、個人的に頂戴したご感想
「大学生や院生だけでなく、社会人にも読ませたい本。」(東北大学名誉教授H先生)
「大学生だけでなく、高校生にも高校の教員たちにも読ませたい本。」
(県立進学高等学校の校長先生)
「もっと早く読みたかった。むしろ高校時代に読みたかった。」
(駒澤大学4年の学生さん談)
「・・・。ところで、先日仙台市のザ・モール内紀伊国屋書店の大学案内コーナー?で、かっちゃんが執筆の本「大学生概論-0<∞<1」を見つけて早速買いました。‘はしがき’から最後まで2,3日で読みました。かっちゃんの教えようとする感性と学生に対する親心が感じられました。読み始めたときは湯原小・中学校時代の勝男君が脳裏にありましたが、いつの間にか勝男先生になっていました。この本の背景には何十倍もの現実(喜怒哀楽)があっただろうと思います。お互い畑や立場は違いますが、同年月を生きてきたものとして、同感すること大でした。話がストレートに伝わってきました。(2008.8.2受信)」
(著者の小学、中学時代の同級生T氏からE-メール)
4、新聞記事の抜粋(○印)+著者のコメント(*印)
○*経験豊富な著者が試行錯誤の末に到達した親心のコメント集だ。
○著者は現在山形大学客員教授。山形大学助教授在職中は、文科省や民間財団からの研究助成を、地方大学の教員としては数多く獲得し、指導した学生たちは学会の論文賞や発表賞を何度も獲得した。本書はこの経験をもとに学生の能力引き出し術を述べている。著者は現在(2008年8月)も、研究成果の実用化を目指して、企業との共同研究と学会発表を活発に進めている。
○この本は「新しい教育のバイブル」だ。
○*スパルタを排して、何事も、「不完全、緩やかスタートで、少しずつ調子をあげ、次第に熱中してゆくという“S字型”調子づくり」を試み、実績を挙げた記録である。
○五月病などの悩みを抱えた学生でも、少しずつ気力、知力をつけて、やがて勉強が面白くなる。やがて学会で論文発表もできる。実体験録。
○*学部などの進路変更、卒業後の進路選択。悩みは尽きない。楽しくなる悩み方の研究。
○理解しにくい授業、億劫な問題や科目への対応。うなずけることが多い実例集。
○*好奇心を喚起する講義と宿題。五月病をふっとばすイキイキ講義の実践録。
○*「0<無限大<1」のすすめ。本書の基本哲学は“人間はそもそも不完全な生き物”という認識にある。だから不完全容認は、身も心も動きやすくしてくれる。
○学生本人も教員も保護者もお互いに相手に完全を求めない(<1)、それでいて諦めない(>0)。そこに青春の可能性が芽生える(0<可能性<1)としている。
*パソコンはソフトが無ければただの箱。知識は使えなければ人生の邪魔。大学入試は正解を求める勉強。入学したら「調べて考察する」勉強を!入試の点取り勉強法を忘れると大学生活が伸びやかになる。
*知識を「使える力」はいかにして養われるか?秘訣は本書の各ページに転がっている。
○*モチベーション。夢を持つとモチベーションが生れる。
○*夢。自分に合う夢、どうやって作るか? 本書がコメントしている。
*誰しも夢を持つと元気になる。しかし夢は破れることも多い。落ち込みを最小限に抑えたい。いい方法はないか? 本書がとっときの提案をしている。
○(職業の種類によらず)「世のためひとのために尽くす、その力をつけるために学ぶ」、と思おう!「自分のために」と思うよりもずーっとやる気が出る。
*「自分のため」という自己啓発法は、成功しても周の人たちがどうも心からの祝福を送ってくれない、という深層心理が誰の心にもある。
*「世のため人のため」。公言すると胡散(うさん)臭い。しかし、無言でやると周りのひとも心から喜んでくれる。
*(67年前、国のため!といって日本は戦争を始めた。その反省で「世のため人のため」が封印され、変わりに「自分のため」が台頭し人心が貧しくなった。今後は「世のためひとのため」と「戦争をしない」を対にした合言葉で、いきいき国民となろう!
*「遊びのすすめ」・・・全力を尽くしながらも心に2割の遊びを。全体重をかけると、頭の筋肉も硬直する。歯車も噛み合わせに「遊び」があるから回る。
*もう遅い、もうだめだ、わからない、は青春の辞書に不要。諦めないでことに当たる。うろうろ、おろおろが成功の素!
*就職。することよりも、してからの自分の姿。