(2012年9月20日発売)

 きょうされん編

共同作業所のむこうに

――障害のある人の仕事と暮らし――

A5判並製248頁 本体1,800円

発売中

精神保険ジャーナル63号2012年11月に書評掲載(12/12/8) 

共同作業所の全国組織であるきょうされん結成35周年を記念して刊行。この35年間のきょうされん運動の中で全国各地で展開されている多数の実践の中から,10ヵ所の共同作業所の実践を中心に編集する。同時に全国の実践を総合すると,この35年間のきょうされん運動の成果は何であり,課題は何であるかを示す。

(主要目次)

プロローグ
 氈F東日本大震災と障害者(藤井 克徳・きょうされん常務理事)
 :あこがれの地域生活(秋保 喜美子・くさの実作業所・広島)
第1章 給料にこだわって
 氈F“労働者の証”( 堀尾 毅・社会的事業所ゆう・滋賀県) 
 :やさしいパン,ここにあり!――地域と生きるひかり工房の実践(高井 賢二・ひかり工房・北海道)
 。:街の人とつながるクロネコメール便の仕事(西谷 久美子・社会福祉法人はる・東京) 
 「:ありのまま,そのままで主役になろう(篠原 憲一・就労継続支援事業 A型・ゴー・スロー・熊本市) 
 」:取り柄と得意技を生かしてチャレンジ(天野 貴彦・社会福祉法人ウィズ町田・東京)
 、:生まれて初めて仕事に誇りが持てる(西澤 心・ワークショップほのぼの屋・京都府) 
第2章 生きがいのある仕事
 氈F障害の重い人のくらし――障害の重い人ほど快適で安心できる環境を(磯部 光孝・のぞみの家・東京) 
 :給料で変わる意識「わたしの仕事」(大野 健志・社会福祉法人さくらんぼの会・愛知県)
 。:働くことで誇りと人生を取り戻す(西沢 重彰・工房ヒューマン・大阪) 
 「:仲間とつながり,自分の生き方をつくる(和田 庄司・にんじん舎・福島県) 
第3章 自分らしい暮らし
 (林 優子・あかしあ労働福祉センター・北海道)
 (小野 浩・きょうされん常任理事)
第4章 未来を拓く
 氈F地域でのくらしを支える共同作業所での実践(赤松英知・きょうされん常任理事)
 :ぶれない,媚びない,あきらめない(北村典幸・きょうされん常任理事)
 。:大切なことのこれまでとこれから(藤井 克徳)
おわりに(西村 直・きょうされん理事長)

 

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