この「三人とんま　ひとまとめ」は、あっちこっちばらばらに現れては、消えたままになっている（三人とんま）に、いっしょに集まってもらった本です。
　三人とんまくんたちは、じつは、すがたも、かっこうも、いろいろで、その現れ方では、とてもめぐまれていました。
　まず最初は、長新太さんによって、こんな現れ方をしました。

その他、古川タクさんや井上洋介さんにも描いていただきました。
　それで、いっしょに集まってもらったこの「三人とんま　ひとまとめ」では、読んでくれた人が、めいめい自分で、帽子やら、顔つきやら、服やら、手足や体つきを、空想して、自分の思い描く〈とんま〉を、誕生させてもらえれば、いちばんいいな、と作者としては考えました。
〔本書　あとがきより〕

　　わるくちかぞえうた　　　　

　　ながれ星とじまんくらべ　だましくらべ　

　　あたまのこぶ　 がっこうで　よういはいいか　　　　

　　なぞなぞうたあそび　　　　

　　きのこのふしぎ　

　　三人そろって　とことんばなし　
　　　あそんでべんきょう　かいぶつたいじ　
　　　ずずーんとがむしゃら　

　　ひゃあっ　 なつやすみ　ばんざあい　

　　 　あとがき　

立読みのページ p72-77,p94-99