木島始童話集
木島 始(1991年法政大学教授を退く。詩人,児童文学者)著 花のきもち 46判上製 180頁 本体 1300円(発売中) |
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『ふんすいのうた』と『花のきもち』の二冊は,同じ考えで組み立てました。
もう書店ではみつからない詩集『もぐらのうた』『もりのうた』の二冊と,訳詩集『やさしいうた』の一冊と,絵本として出ていた「はなし」や,絵本にしようとしていた「はなし」などで,編んでいったのです。もともとの現れかたは,画といっしょだったのが,ほとんどで,つぎにその画家たちの名前を,書きならべて見ることにします。小野かおる,桂ユキ,梶山俊夫,大道あや,朝倉摂,山内ふじ江,ミルコ・ハナーク,羽根節子,本田克己,山内亮,石渡萬里子,上矢津,スズキ・コウジ,堀内誠一,古川タク,おぼまこと,木下惇子,キャロル・クライン……。 目で見るときに,見くらべられる画のないこんどの本には,耳で聞くときに,曲がついて歌えるようになっている詩が,かなり数多く,ふくまれています。そこで,同じように,歌えるようにしてくださった作曲家たちの名前を,つぎに書きならべます。林光,間宮芳生,三善晃,新実徳英,木下牧子,高嶋みどり,毛利蔵人,伊藤翁介,すぎやまこういち,桜井順,谷口哲彦,萩京子,工藤吉郎,望月彰,八子政信……どこかで軽く口ずさんでくれている読者のあなたも,これらの作曲家たちのなかに入り込んできそうな気が,してきます。(本書「あとがき」より)
花のきもち(目次)
〔うた〕きっとなにか
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