新刊案内 2016年4月13日発売
――鈴木氏が目指したのは,幼児の早期教育ではない。あえて言うなら,子供の成長を促すために親や教師はどんな環境を与えればよいかを示す「親や教師のための教育学」である。さらには,子供,親,家族,地域の人,人種を越えた世界中の人々が心豊かに平和に暮らす社会を目指す社会運動でもある。そうした壮大な社会を築くための入り口として,子供の教育がまず重要だと言っているに過ぎない。鈴木氏が何度も「どの子も育つ」と言っていた意味は,どういう意味だろうか。私ふうに言えば,子供は,親が育てたようにしか育たないということだ。子育てでまず主になるのは,「親」であって,子供ではない。 《主要目次》 |
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参考:特集 「才能教育70年」 『Suzuki Method 195」2016 vol.2』 |
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