新刊案内 2015年8月17日発売

高 野 範 城(弁護士)著

人生90年時代を高齢者が
年金と預金で人間らしく生活するには
――所得保障・医療・介護・住宅・後見・相続・終活――

四六判並製258頁 本体1,600円、pdf版

発売中

 

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 本書は私の45年の年金・医療・介護など社会保障などの裁判や老人ホームなどの運営に多年にわたって関与してきた経験にもとづき,60,70代の高齢者は勿論,社会福祉になじみが薄い弁護士・税理士・司法書士,行政書士を対象にして年金・医療・介護などの仕組みと実態などについて述べています。また,老人ホームや地域包括支援センターなどの職員のように,後見・相続などの民法などの法知識が十分でない人に家族法などの仕組みと問題点を述べています。そのうえで本書は,高齢期の様々な社会問題と法的諸問題について入門編から応用編までを世界の人権や社会保障の歴史と関係づけて考察しています(本文「序 本書を読む人へ」より)。

(目 次) 
序 本書を読む人へ
第1章 家族の変容と急速な高齢化にみる公的支援・保障の必要性 第2章 社会の歩みからみた国・企業の高齢者施策の転換の必要性
第3章 人権の歴史からみた高齢者の生存権保障
第4章 生活保護・年金・医療・介護と今後の課題
第5章 高齢期の財産管理・消費者被害並びに後見制度
第6章 相続・遺言・相続税・終活
終 章 安心と安定した生活の保障を
補 章 1 意見表明書(案)
    2 後見人になる人へ
    3 関与した主な社会保障裁判など
    4 参考文献   

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