マルクスの第一インターナショナルでの活動を,その中で発展させられてきたマルクスの理論と結合して,体系的に整理する。マルクスの理論は,当時の労働運動・社会運動の中で,その実践に基づいて展開されてきたものである
(主要目次)
序 文
第1節 第一インターナショナルと『資本』 《資料1》いわゆる本源的蓄積『資本』初版
第2節 『資本』初版の序文
第3節 『資本』第二版のあとがき 《資料2》『資本』第泄煤C新メガII / 5, 6, 7
(初版,第二版,フランス語版)の「前おき」
第1章 マルクスによるイギリス労働組合主義批判
第1節 M. リュベルの問題提起
第2節 1864 年の「創立宣言」と「暫定規約」
第3節 労働組合による賃上げ闘争をめぐるマルクスとウェストンとの論争
第4節 国際労働者協会 第一回ジュネーヴ大会
(1866 年)
第5節 労働組合の意義
《資料》オーエン主義とチャーティズム
第2章 1868 年のヴリュッセル大会と1869 年のバーゼル大会
第1節 第一インターナショナルと大会
第2節 国際労働者協会第三回ブリュセル大会
第3節 国際労働者協会第四回バーゼル大会
第4節 大会の意義
《資料》P. J. プルードン
《資料》標準労働日のための闘争,機械と大工業,機械経営の発展に伴う労働者の反発と吸引
第3章 1871 年のロンドン協議会
第1節 第一インターナショナルとパリ・コミューン
第2節 普仏戦争とパリ・コミューン
第3節 国際労働者協会ロンドン協議会
第4節 ロンドン協議会の意義
《資料》マルクスとブランキ主義
第4章 国際労働者協会と組織構成 ――総評議会と各国組織を中心に――
第1節 第一インターナショナルの規約改正
第2節 1864 年の暫定規約から1869 年の規約改正まで
第3節 1871 年ロンドン協議会からハーグ大会までの規約編集
第4節 第一インターナショナルの組織原則
《資料1》「共産主義者同盟規約」(1847 年)
《資料2》「共産主義者同盟規約」(1851 年)
第5章 1872 年のハ−グ大会――資本制的蓄積の歴史的傾向――
第1節 政治的決議とバクーニン主義
第2節 ロンドン協議会からハーグ大会まで
第3節 国際労働者協会第五回ハーグ大会
第4節 ハーグ大会の意義
第6章 マルクスの教育論
第1節 第一インターナショナルと児童教育
第2節 1866 年大会から1869 年大会まで
第3節 『資本』の教育条項
第4節 マルクスの教育思想
《資料》生産的労働と教育の結合について
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