2023年2月6日更新  
弁護士 高野 範城
夫婦・親子で考える
40 歳から100 歳までの過ごし方
―― 定年前後の安定と充実した生活の設計とは――

ISBN978-4-88352-273-6 C3036 A5 並製 298 ページ 本体2000 円

発売中

PDF

Top

目 次
 本書を読む人へ  

第1 章 人生100 年時代の幕開け  
    ―― 個人の努力と公的支援――   
 (1)人生100 年時代の幕開け  
 (2)100 歳を生きている人々  
 (3)すべての人が人間らしい生活を営むために  

第2 章 高齢者の安心としての社会保障  
    ―― 老後の公的保障と財政問題――
  序  
 (1)高齢期を安心して過ごすために  
 (2)戦後日本の出発としての生存権保障  
 (3)年金制度について  
 (4)医療保険について  
 (5)介護保険について  
 (6)社会保障の財源と税制問題  

第3 章 40 歳から64 歳の生活が定年後の生活を決める 
    ―― 経済的・精神的・文化的財産の貯蓄を――
 (1)中年時代の過ごし方  
 (2)仕事の位置づけと個人・家族の生活  
 (3)定年に向けての生活の準備を  
 (4)不動産・株などの投資と相続対策  
 (5)人生100 年時代の親子関係  
 (6)安心な老後のために  

第4 章 65 歳から80 歳を自分らしく生きるために  
   ―― 人生の後半戦の留意事項と充実感のある人生を――
 (1)定年後の諸問題  
 (2)企業の定年と人生の定年  
 (3)定年後をどこで過ごすか  
 (4)定年後の生活をエンジョイする  
 (5)それぞれの人の老後のスタイル  
 (6)人生100 年時代を見据えた生活設計を  
 (7)定年後の注意事項     
 (8)定年離婚の危機を乗り越える  
 (9)失われた40 年と定年後の生活の変革を  
 (10)自分らしく生きるための課題  
 (11)足元からみつめる  
 (12)老後は公的支援で  
第5 章 81 歳から100 歳前後をどこで迎え,どう過ごすか
     ―― 老人ホーム,認知症,旅立ち――
 (1)81 歳からのライフスタイル  
 (2)85 歳からの心身の変化と財産管理  
 (3)終の住処としての老人ホーム  
 (4)認知症と成年後見  
 (5)親子関係に衝撃を与えたJR東海事件  
 (6)超高齢社会の親と子  
 (7)最後のステージの生活と旅立ち  

第6章 企業社会の「垢を洗って」生きがいのある老後 
    ―― 自由と生存を実感する人生のまとめ――
 序 そこまできた長寿社会  
 (1)戦争と自由と生存の関係  
 (2)福祉国家への道と年金などの公的支援  
 (3)高齢者の生存権保障  
 (4)人間を大切にする施策への転換を  
 (5)長生きと長寿は人間の権利  
 (6)自由で充実した生活の時間と場を  
 (7)国の高齢者政策の問題状況  
 (8)長生きと長寿に向けて  
 (9)戦後77 年をふりかえる  
 (10)おわりに  

第7 章 ある婦人の100 年のあゆみ
     ―― みちの奥に生まれて――

補論 高齢の配偶者の生活の安定と相続・遺言  
   ―― 超高齢化社会の夫婦・親子の関係――
 (1)今日の親子関係の特徴と相続問題  
 (2)相続の難しさと相続の注意事項  
 (3)高齢社会と相続  
 (4)相続と配偶者の地位の不安定  
 (5)相続と税金  
 (6)家族の変容と贈与,相続対策  
 (7)何がモメル要因か  
 (8)高齢者の遺言の動機と遺留分  
 (9)遺言の際の留意点  
 (10)葬儀とお墓  
 (11)おわりに  
   相続関係図  

 あとがき 参考文献 略歴書  

本の検索社会学・社会福祉
                          >