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目 次
序章 教育的知識・カリキュラム・教師……金子 真理子
1 教育的知識の社会的構成
2 カリキュラムとは何か
3 カリキュラムを創りかえる
4 未来のカリキュラム
第1章 学ぶ喜びを享受できる教育へ向けて―― 物理学に
おける主観の重要性と受け止める力の育成について
… … … … 小林 晋平
1 「自分事」にならない学び
2 なぜ物理の学習から主体性が失われてしまったのか
3 主観を取り戻す:道具としての物理学から一旦離れてみる
4 学ぶことそのものが喜びとなるカリキュラムへ向け
第2章 地球の未来のための教育とは――「神話」「迷信」「無
知」の領域に向き合う歴史実践へ ――……… 坂井 俊樹
1 はじめに―― いま教育が考えるべき課題
2 「他者」との相互理解・相互尊重・思いやり
3 「神話」「迷信」「無知」の領域を探索する教育
4 存在論的視点から「知恵」を学ぶ歴史教育
5 まとめにかえて
第3章 授業とカリキュラム, だれとどう創るのか
―― 学習当事者の“学ぶ” 意味づくりとカリキュラム
… … … 三石 初雄
1 はじめに
―― 1980 年代後半の大幅な教育課程改訂で問われていること
2 学習指導での教育の“内容と方法” を統一的・同時的に追究す
ること
3 西表島で取り組まれていた原体験の教育実践
4 戦後直後の生活単元学習から系統的学習への移行過程でのカリ
キュラム論
5 米国の科学教育の教育課程開発と日本の「教育の現代化」
6 教育内容と方法, カリキュラムをだれとどうつくるかみ
―― 「真理性」を討論と実験で獲得する
第4章 環境教育の根本課題から「未来のカリキュラム」
に向けて………… 原子 栄一郎
1 現代社会のリスクと危機の複合化状況
2 現代環境教育と現代日本の教育の根本課題
3 現代環境教育と現代日本の教育の根本課題に関わる重要な論点
4 環境教育の根本課題に取り組む主体と「未来のカリキュラム」
5 環境教育の「未来のカリキュラム」に向けて
第5 章 「未来のカリキュラム」は,どのようにして誕生し,
なぜ変容したのか――イギリスの科学の教科書『21 世紀科学』
を事例に―― …………………………… 金子 真理子
1 カリキュラムの社会的側面への接近
2 21CS 誕生の経緯
3『21 世紀科学』は,科学を学ぶ目的をどう伝えたか
4 教科書の上での知識の選択・配列・編成
5 『21 世紀科学』第1 版はどのようにして具現化したのか
6 教科書の記述はなぜ変更されたのか
7 「未来の社会」をめぐる論争へ
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