2011年のT君(2011.1.3更新)


 2011年1月T君は中学1年です。(左側)
お母さんより年賀状が届き、T君の写真が印刷されていて「今、全く普通歩行しています」とかいてありました。脳性麻痺の障害を軽減できるというより、障害のほとんどを除去したように思います。3才5ヵ月で、東京女子医大で神経縮小術の手術を受け、4才6ヵ月でSDR(東京女子医大)6才をすぎてSDRで十分痙縮を除去できなかったところを(残っている痙縮)を松尾先生の病院で整形外科的に除去しています。参考:
(松尾先生のHP)
 3才位から訓練中心ではない医療を始めて中学1年生で普通に歩いているというところまで、成長したT君の成長記録は今までの脳性麻痺医療では考えられないくらいの成果のように思います。
 お母さんが医療の現状を勉強し、専門医の判断を正確に理解した上で、決断してとりくんできた成果です。脳性麻痺医療の新しい時代がすすみつつあるように思います。

医学・障害児医療のコーナーへ、その他 創風社既刊案内等