先程、鈴木裕久著『臨床心理研究のための質的方法概説』が電話注文で10册きました。その後、すぐに7册注文が来ました。医学系の大学からも注文が数多く来ています。
この本は、様々な、心理研究(分析)が、それぞれ、どのような位置づけで、なにが分かって、なにが分からないのか。できることと、できないことはなにかなどを判断するのに参考になるような内容になっていると思います。鈴木先生は、東京大学新聞研究所で『マスコミの総合理論』の稲葉先生とともに仕事をしていました。先生は創風社では『マス・コミュニケーションの調査研究法』も書いています。
最近、テレビや雑誌等で、心理カウンセリングや、霊能者の心理分析をよく目にします。身近な人が深い関心をよせていることもあって、『オーラの泉』なども時々見ます。霊能者の話となると、内容に少し不安を感じるので、心理分析として 『臨床心理研究のための質的方法概説』で客観的位置づけを自分なりに確認してみようと思い、少しずつ、目を通しました。江原氏の心理分析などは、「第18章 物語分析」の章が参考になるのではないかと思います。その章では「夢分析」などにもふれています。そんなことを自分なりに整理しながら、注文の発送の準備をしているところです。
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