医学2

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中高年女性におくるQ・A 腰痛の治し方―腰は体の要,要は女性の腰―  
富田満夫 (医学博士)著 150頁 A5判並製 本体1600円 ISBN4-88352-023-4
この本を読まれる方は今までたくさん出ている腰痛の本と考え方や治療法が余りにも違うことに驚かれると思います。ほとんどの治りにくい中高年女性の腰痛の原因が骨や軟骨の変化ではなくて自律神経の乱れにあるというのですから。目次 第1章 腰痛はなぜおこる。 第2章 痛みが違う女性の腰痛 第3章 診察するとこんな症状が 第4章 誰にでもある骨の老化 第5章 1分間で痛みがかわる!
富田満夫 1934年 中国ハルビン市生まれ 1960年 長崎大学医学部卒(整形外科医)国公立病院,長崎大学病院をへて 1972年 大浦診療所勤務,現在にいたる 医学博士 労働衛生コンサルタント 
長崎総合科学大学非常勤講師 →詳細目次


中高年女性の腰痛 富田満夫(医学博士)著 150頁 A5判上製 本体2400円 
ISBN4-88352-024-2 立読みのページ new!!

『Q・A腰痛の治し方』の医学的根拠を明らかにする。従来の画像診断を中心とする考え方から,疫学的な研究成果の上に立って,病像を整理した。中高年女性の腰痛を整形外科と,婦人科的領域との関連で検討し,主因を自律神経系の障害とした。運動療法を中心とした安全で効果的な治療法を考案。目次 第1章 腰痛の疫学 第2章 自覚症状 第3章 身体的所見 第4章 画像診断 第5章 検査所見 第6章 治療→詳細目次 


脳機能の解明―分子から病態まで― 赤池紀扶他編 
298頁 B5判上製 本体6000円 ISBN4-915659-63-1             

「脳機能の解明21世紀にむけて」と題したシンポジウムの内容をまとめる。「神経細胞の発生分子」の研究から「認知機能障害」への研究,さらに「未来への展望」と,まさに「分子から病態への解明の道を」わかりやすく,しかも具体的な研究成果を混えて解説する。座談会「未来への展望」 特別寄稿 高グリシリン血症の病因と脳障害          
赤池紀扶 1963年 熊本大学薬学部卒業。熊本大学医学部助手,同講師を経て,1981年 同助授。同年 九州大学医学部助教授,1989年 東北大学医学部教授 現在 九州大学医学部教授(生理学第二講座),ニューヨーク州立大学客員教授など      


Cerebral Palsy : Spasticity-control and Orthopaedics ―An introduction to Orthopaedic Selective Spasticity-control Surgery―  
Takashi Matsuo, M.D.
〔英語版 脳性麻痺の整形外科的治療 松尾隆著〕 448頁 菊判上製 本体15000円
ISBN4-88352-021-8  立読みのページ new!! 

A new revolutionary concept and surgical techniques are documented, leading the treatment of cerebral palsy into a new era.
CONTENTS:
PART I.  GENERAL CONSIDERATIONS
 Chapter 1. What is "Orthopaedic Selective Spasticity-Control Surgery"
 Chapter 2. Functional Anatomy of Basic Motor-functions and ItsTherapeutic
and Surgical Implications
 Chapter 3. Diagnosis, Assessment, and Decision-making
PART 2.  PRACTICE OF ORTHOPAEDIC TREATMENT
 Chapter 1. Specific Surgical Techniques
 Chapter 2. Upper Extremity
 Chapter 3. Lower Extremity
 Chapter 4. Spine
 Chapter 5. Indications for Surgery
PART 3.  MOTOR FUNCTIONAL BASIS OF THERAPEUTIC MANAGEMENT
 Chapter 1. Fundamentals of Physiotherapeutic Management
 Chapter 2. Fundamentals of Occupational Therapy and Activities
of Daily Living

パンフレット


脳性麻痺相談室 松尾 隆(前・九州大学医学部臨床教授,現・南多摩整形外科病院長) 著    A5判並製 240頁 本体1800円 ISBN4-88352-067-6 2002年 →詳細目次

「私が脳性麻痺という疾患に出会って,もう34年になろうとしています。なかなか,整形外科医として手ごわい疾患だと,いう思いで,この疾患の治療に取り組んで来ました。色々な幸運が重なって,今やこの疾患は色々な形をとっていても,確実に治せる事がわかり,障害を軽減させ,苦痛を少なくする事が出来るようになりました。
 でも,長いとり組みの間で痛感するのは,正しい情報「例えば,脳性麻痺は科学的知識を駆使すれば治るんだ」とか「そうはいっても,患者さんにかえって機能を悪くさせるような治療もあるんだ」とか「脳性麻痺性麻痺を持った子どもの子育てと治療を,どう両立させていくか」などといった情報が,患者さんやお母さんお父さん方に届いていない,という事です。また,整形外科手術といっても,効果あるもの,ないもの,かえって悪くなるもの,色々です。たった1回の手術で,取り返しのつかない悪い結果になる手術も多くあります。手術にもこれらの色々な問題があるために,これまでは,訓練・訓練と,訓練しか方法はない,と大多数の人はあきらめていました。訓練しか方法がないと,誤った情報しか流れていなかったのですね。しかし,長い地道な取り組みによりまして,脳性麻痺の色々な問題が少しずつ解決され,機能が改善される時代になりました。そこで私は,私の専門分野を通じて,この本で,これら脳性麻痺の機能を改善するあらゆる手段についての情報を,提供したいと思います。」(本書「はじめに」より)


経筋療法 富田満夫 (大浦診療所勤務,医学博士)著   
B5判上製 160頁 本体3500円 ISBN4-88352-077-3
 2003年 →詳細目次

著者が無床診療所に整形外科医として勤務して最も困ったことは慢性の運動器の疼痛,すなわち腰痛,肩こり,関節痛の患者が多く,少しも治ってくれないことであった。経筋療法は各種の整体術に比べきわめて安全で,器材を必要としない手技療法であり,術者の身体的負担が少なく,手技が容易であるなど利点が多い治療法である。現在日本人の愁訴で最も多いのは腰痛,肩こり,手足の関節の痛みである。すなわち運動器の症状が上位を占めている。一部の器質的疾患を除いて,治療によく反応する。機能的レベルでの障害を改善することにより,器質的障害を予防すべきである。第一線の医師,理学療法士,針灸師,マッサ−ジ師に簡単に利用できる方法である(本書「はじめに」より)
主要目次/第1章 経筋の概念と特徴 第2章 経筋の走行 第3章 経筋の症状 第4章 経穴と筋第5章 経脈と筋 第6章 経筋と関節運動 第7章 経筋の診断 第8章 治 療