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フィヒテ―「全知識学の基礎」と政治的なもの 木村博(長崎総合科学大学)編
46判上製 360頁 本体 2400円 ISBN4-88352-171-5 第一部 『全知識学の基礎』と政治的なもの 第一章 第一根本命題と立言判断 木 村 博 第二章 理論的知の臨界 ――『全知識学の基礎』における観念論と実在論の相克―― 大 河 内 泰 樹 第三章 「永遠平和論論評」と知識学――カントとフィヒテの接点としての平和論―― 新 川 信 洋 第四章 相互承認論の原理と射程――フィヒテとヘーゲルの承認論―― 片 山 善 博 第五章 承認と応責 ――フィヒテとレヴィナスによる`自然状態における闘争aへの二つの批判――馬 場 智 一 第六章 ドイツユダヤ人による受容から見るフィヒテ政治思想――「ナショナルヒューマニズム」をめぐる同化主義とシオニズムの言説を中心に――船 津 真一 第七章 フィヒテ政治思想の日本受容――主にナショナリズム解釈をめぐって―― 栩 木 憲 一 郎 第二部 フィヒテ哲学の諸相 1 座談会:フィヒテのアクチュアリティ 入江 幸男・岡田 勝明・木村 博 2 インタヴュー:ホフマン教授に、フィヒテにおける自然および言語の問題を問う 聞き手:木 村 博 コラム 資料編 共感を考える 仲島陽一(東洋大講師)著 46判上製 335頁 本体 2000円 ISBN4-88352-221-7 第一部 共感に向けて、共感をめぐって 第一章 共感の思想に向けて 第二章 うらむ・うらやむ・ねたむ――情念の論理と倫理―― 第二部 いろいろな思想と共感 第一章 古代後期思想における<同情>の否定第二章 モンテーニュと「共感」の問題 第三章 フランス啓蒙美学における模倣・共感・独自性 第四章 演劇を通してみた啓蒙教育思想 第五章 ベンサムの倫理と共感の思想 第六章 アメリカと共感の問題 第七章 現代アメリカ思想における共感について 第三部 いろいろな理論と共感 第一章 生物学と共感 第二章 共感の生理学と病理学 第三章 共感とゲーム理論 第四部 いろいろな文芸と共感 第一章 日本文芸における「あはれ」と「あはれみ」 第二章 源氏物語と共感 第三章 「赤い糸」説話の史的序説 永 井 務(東京国際大学)著 資本主義の終焉とアメリカ民主主義 ――アソシエーション,プラグマティズム,左翼社会運動―― A5判並製286頁 本体2400円 (主要目次)第1章 アメリカ社会と近代知識人 第2章 アメリカ批判理論 第3章 アソシエーション,プラグマティズム,現象学的マルクス主義,「新しい社会運動」 第4章 2008年 アメリカ――リーマンショック―― 第5章 正義論とカジノ金融資本主義 第6章 文化的新保守主義と左翼知識人――D.ベルとN.チョムスキー―― 第7章 2016年 アメリカ大統領(予備)選挙――2016年のアメリカ―― 第8章 現代資本主義の終焉とアメリカ民主主義――原理論的検討―― 付論 島崎隆(一橋大学)編 《オ-ストリア哲学》の独自性と哲学者群像 ――ドイツ哲学との対立から融合へ――A5判並製216頁 本体2000円 →詳細目次 (主要目次) 第1章 《オーストリア哲学》の独自性と19世紀転換期(世紀末状況) 第2章 フリッツ・マウトナーと《言語論的転回》の開始 第3章 エルンスト・マッハの哲学とレーニンの批判 第4章 フェルディナント・エーブナーにおける信仰のことばと形而上学批判 ――時代の病理に抗して 第5章 マルチン・フーバーの《対話の社会主義》 第6章 ウィトゲンシュタインはヘーゲル、マルクス、禅と融合可能か 第7章 新ヘーゲル主義の登場とポスト分析哲学―対立から融合へ― 第8章 アルフレート・アドラーの心理学の流行と現代 補 論 プロレタリアートと宗教(オットー・バウアー)
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