論理学入門 仲本章夫著 260頁 四六判上製 本体1600円
ISBN4-88352-033-1 →詳細目次
論理学は,科学的思考を研究対象とする哲学の1分科です。論理学の体系は全体として形式論理学と弁証法的論理学の2つに分けることができます。この本では,その2つを初学者にも分かりやすく解説してあります。最近,深くものを考える風潮が薄れています。あるいは考える力が身についてない傾向が強くなってきたともいえます。それを克服するためにも,本書は最適の本といえます。第一章 伝統的形式論理学 第二章 記号論理学(1)命題論理学 第三章 記号論理学(2)述語論理学 第四章 弁証法的論理学
弁証法の理論(上)―ヘーゲル弁証法の本質― 許萬元(立命館大学)著
260頁 四六判上製 本体2000円 ISBN4-915659-17-8 →詳細目次
ヘーゲルにおいて「弁証法」という名のもとにとられている最も普遍的で,最も基本的な態度を抽出されたそれらのものがどんな相互連関にあるのか,なぜそのような連関構造を持つのか,その連関構造の根拠を明らかにしたうえで,「弁証法」そのものにおけるヘーゲルとマルクスとの本質的な違いはどこにあるのか,本書はその差異を明らかにした労作!
弁証法の理論(下)―認識論としての弁証法― 許萬元著
292頁 四六判上製 本体2000円 ISBN4-915659-18-6 →詳細目次
本書は,ヘーゲル研究によってうち出された弁証法の本質に関する,レーニンの問題提起を中心に検討した。弁証法におけるレーニンの問題提起は,それまでのすべての,マルクス主義者達の盲点をついた,重要な理論的な問題提起だった。レーニンの理論的問題提起の意味を明らかにし,レーニン的視角から,弁証法の正しい研究方向を示すことに力点をおいた!
物象化と近代主体 永井務・福山隆夫・長島隆編 (品切れ)
286頁 四六判上製 本体1900円 ISBN4-915659-38-0 →詳細目次 →一部内容紹介(10/2/15)
《主要目次》I ポスト・モダンにおける時間―空間論 (永井務) II 労働とエロスとのあいだ (清真人) III物象化論の哲学的基礎づけ (福山隆夫) IV 近代的自我と絶対者 (長島隆) V 近代的個人の存立根拠 (北澤恒人) VI 近代的主観性のアポリア (日暮雅夫) VII 近代的自我と社会倫理思想 (仲島陽一) VIII 現代における哲学の課題 (石関敬三)
認識・知識・意識―現代的到達点を探る―仲本章夫編著
260頁 四六判上製 本体1700円 ISBN4-915659-47-X →詳細目次 →一部内容紹介(10/2/22)
目次 第1編 認識論と哲学 1認識論研究の方向性 2認識論の現代的課題 3認識論における史的唯物論的観点 第2編 認識論と科学 1科学的認識と相対主義 2知覚論の現代的課題 3想像力の問題によせて 4矛盾の合理性についての認識論的考察。 本書は,唯物弁証法の立場から認識論に関心を持つ7人の研究者の,長年にわたる討論と,研究の成果をまとめた集団的労作である。