戦後、人類社会の未来をきりひらくのではと期待された社会主義国が滅亡して、すでに十数年になろうとしています。しかし、いまだにこの社会主義国の崩壊と社会主義の思想の何が問題であったのか、整理されていません。この整理なしに、なしくずし的に現実がすすんでいっていいのかと私は考え広く意見を求めたいと考えました。1年間にわたって、このテーマは簡単にすすまないことがわかりました。「討論の広場」を「私の意見」と変更して、長い時間をかけて意見を求めていきたいと思います。
2002年6月 千田顕史
できるだけ自由な問題提起型の意見を歓迎します。 掲載の基準は原則として創風社で単著・共著を出版している方に限定します。 あるいは刊行が決定した方もふくまれます。掲載された意見への反論は各執筆者のメールアドレスに直接送ってもらいます。 執筆者が個々に返事するものと、「私の意見」にのせて、公開討論をするものをえらび、できるだけ健全な討論の運営を目指します。 創風社とまったくかかわりのない方は、創風社の執筆者の紹介、または、運営サイドで掲載を判断します。 論文掲載希望者はEメールで原稿を送って下さい。
千田
注:掲載意見中の(難:専門家向き)に関しては一般の方は読み飛ばしてけっこうです。
高橋
その1 千田 顕史「現代の課題」(2001/7/12)
その2 島崎 清海「それでも自己表現に時間を割きたい」
その3 有江 大介「“偽りの社会像”を超えて!」
その4 岩佐 茂「21世紀のマルクス主義を考える」(難:専門家向き)
その5 島崎 隆「マルクス・レーニン主義から実践的 唯物論への転換の困難さ」(03/3/10)(難:専門家向き)
その6 千田 顕史「現代の課題の続」(2004/8/2) ,都市と農村の2重生活レポート(10/1/6)
その7 田中菊次『論集:新しい社会の経済学』,『K.マルクスの経済学体系』(10/1/6)