芳賀仭(たかし)画集 72頁 カラー油絵40点, デッサン60点を収録
A4判上製 本体5000円
ISBN4-915659-53-4 日本図書館協会選定図書
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昭和初期から敗戦まで池袋周辺に「アトリエ村」があった。そこに住んだ,若く貧しい芸術家達は迫りくるファシズムに抵抗し,自らの芸術を追求した。画家・芳賀 仭もアトリエ村に住み,詩人・小熊秀雄と交友し,プロレタリア美術家同盟員として活動した。戦後は日本美術会会員として活躍。青春と民衆への愛を描いた画業をまとめた。
芳賀 仭 1909年 宮城県石巻市に生れる 太平洋画会研究所に学ぶ 著書 『ゆかいな小熊』中村書店 『鳥の学校』『けものの生活』集英社 1963年 死去
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1930年代――青春の画家たち 創風社編集部編
330頁 A5判上製 本体2900円 ISBN4-91659-66-6 →詳細
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池袋のアトリエ村の周辺に集い,戦争とファシズムの暗雲の下,真摯に生きた青年画家達の自筆の文章と作品集。赤荳会とその仲間たち――松本竣介,薗田猛,新田実,麻生三郎,難波田龍起, 石田新一,勝本勝義,山内為男,田尻稲四郎,杉原幸 プロレタリア美術家 同盟の仲間たち――飯野農夫也,岩松淳,小野沢亘,金野新一,山代巴,松尾 隆夫,松尾みね子, 鈴木賢二,新居広治,芳賀仭 |
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松尾みね子画集 64頁 A4判上製 カラー油絵58点 本体3500円
ISBN4-915659-82-8 →一部内容紹介
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池袋のアトリエ村の周辺に集い,戦争とファシズムの暗雲の下,真摯に生きた青年画家達の自筆の文章と作品集。赤荳会とその仲間たち――松本竣介,薗田猛,新田実,麻生三郎,難波田龍起, 石田新一,勝本勝義,山内為男,田尻稲四郎,杉原幸 プロレタリア美術家 同盟の仲間たち――飯野農夫也,岩松淳,小野沢亘,金野新一,山代巴,松尾 隆夫,松尾みね子, 鈴木賢二,新居広治,芳賀仭
松尾みね子
1912年 長崎県東彼杵郡折尾瀬村に生る
1929年 東京女子美術専門学校に入学
1931年 プロレタリア美術研究所 第五期生 1934年 松尾隆夫と結婚
1934年 京都市展入選
1947年 長崎県展入選
1966年 武蔵野アンデパンダン展主催
1989年 山口アンデパンダン展主催
1997年 死去 |
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萬鉄五郎を辿って 村上善男著(美術家)300頁 A5判上製 本体2800円
ISBN4-915659-92-5 →詳細目次 一部内容紹介
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本書より――萬の根は,西洋のいわば美術教養から学んだ諸流派の不細工とも映る日本的模倣から出発したとする次元では,とうてい捉えきれない。一見,前衛的な諸作も,軽便鉄道ラインに大迫を加えた,山岳信仰の拠点・早池峰山の,それにまつわる〈民俗〉の数々を眺めれば,解けてくるものがあります。西洋近代美術史のコンテキストに,日本のそれを嵌め込もうとすれば,ずり落ちるものがある。そこに萬はいる。(中略)ピカソ風な萬の自画像,などというのは無効です。萬をして,国際的な普遍性を持たせるためには,西洋近代絵画史の文脈に無理やり嵌め込むのでなく,例えば,民俗(萬なら土澤,あるいはその周辺の)を切り口に援用するぐらいの,考察の独自性こそが必要だと思うのです。萬作品に表出する赤と緑を,赤=土澤の赤土,緑=桑園の緑,をこの眼で確認すればするほど,フォービズムの日本的展開,などというしたり顔は認め難い。目次 1 土沢と萬鉄五郎 2 芽ヶ崎と萬鉄五郎 3 萬鉄五郎を辿って 4 萬鉄五郎多面体 |
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赤い兎 岡本太郎頌 村上善男(美術家)著
244頁 A5判上製 本体2800円 ISBN4-88352-028-5 →詳細目次 一部内容紹介(10/2/13)
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岡本太郎にとって,東北は魂の故郷だ。「日本再発見」「神秘日本」いのちの根源にぶつかる旅。これらの取材にずっと附き合ってくれたのが,若き日の村上善男だ。彼の思い出の中にはこの人にしか語れない岡本太郎,貴重なエピソードがびっしりつまっている。同行していた私には懐かしさ限りない。さあ,みんな一緒に躍動する太郎の旅にくっついて行きましょう。岡本敏子(岡本太郎記念館館長)
赤い兎とは岡本太郎の謂である。私にとり,太郎は,白亜の原野を駆ける,孤独な闘う兎である。本著に「赤い兎」と名付けたのは,『画文集・アヴァンギャルド』からの引用であると同時に,岡本太郎の変らざる,鮮烈なイメージそのものの,表題化だと思っていただくと嬉しい。岡本太郎は,今も謎めく多面体である。その意味からすれば太郎は,日々発見であり,岡本太郎は私の裡に,生き続け,跳ね続ける赤い兎だ。(本書より)
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