社会学・社会福祉5

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ドレフュス事件に関する書物

人間らしく生きる権利の保障 高野範城(弁護士)著    四六判上製 288頁
―福祉, 教育, 労働等の事例からみた国・自治体の責任― 本体1800円
ISBN4-88352-066-8 2002年 →詳細目次 一部内容紹介(10/2/22)

社会権立法についての国の公的責任について述べ,契約社会における社会的弱者である高齢者,障害者,子どもや労働者などを保護する社会権立法の意義と裁判の課題を明らかにする。主要目次/第1章 公的責任と社会権立法 第2章 日本国憲法と生存権 第3章 憲法25条と社会保障法 第4章 社会保障裁判の意義と今後の裁判の課題 第5章 憲法26条と教育基本法 第6章 憲法27条と労働権の保障 第7章 憲法28条と労働基本権の問題 第8章 財産権保障と生存権の関係


イデオロギー論の基礎 小林一穂(東北大学)著   四六判上製 240頁 本体1700円
              ISBN4-88352-071-4 2003年 →詳細目次

今日の知識社会化,情報社会化のなかで,精神的側面を主要な契機とする人間の活動を,たんに「土台」に従属する存在としてのみとらえる「土台−上部構造論」は,もはや社会把握の有効な方法枠組たりえなくなってきたといわざるをえない。本書では,まずマルクスの人間=社会把握の再検討という課題にとりくみ,その検討を通して精神的活動の方法枠組の基礎づけをおこなう。
目次/第一部 マルクスの人間=社会把握 第1章 「土台−上部構造論」の問題点 第2章 課題と対象 第3章 生産過程としての社会 第4章 近代ブルジョア社会の構造 第5章 変革の展望 第6章 「土台−上部構造論」をこえて 第二部 『ドイツ・イデオロギー』の研究 第7章 第1巻第1篇「フォイエルバッハ」の文献問題 第8章 生活過程概念 第9章 イデオロギー批判と社会把握  第10章 「国家=幻想的共同体」論


介護保険法と老人ホーム 高野範城(弁護士)著 四六判並製 220頁 本体1600円 
―利用者の権利と行政・施設の職員の責任― ISBN4-88352-078-1  2003年 →詳細目次 一部内容紹介(10/2/22)

本書は,福祉系の学生,老人ホームの職員,そして老人ホームの介護の実態を知る機会の少ない家族や弁護士などを対象に,老人ホームの入所から退所に至るまでの利用者と職員との間の権利・義務関係を中心に述べている。老人ホームの現場の実情をふまえて,介護保険と老人ホームの運営上の諸問題や利用者の権利擁護に関する法的問題を扱った入門書であり,教科書的役割を担っている。特別養護老人ホームや有料老人ホームの介護や利用者の権利を行政・施設の職員の専門性との関係で検討した本は,本書が初めて。
主要目次/序章 老人ホームの利用者の権利を論じる意味 第1章 介護保険法と老人ホームの介護に関する諸問題 第2章 老人ホームの契約について 第3章 利用者の権利の擁護について 第4章 人間の尊厳と老人ホームの職員の任務・役割 第5章 老人ホームの社会的使命の実現のために 終章 すべての人に人間らしい介護を


法科大学院で学ぶ人へ
現代福祉国家と企業社会における弁護士の役割  高野範城(弁護士)著
― 何を大切にして弁護士は仕事をするのか―四六判並製 338頁 本体1900円 
ISBN4-88352-085-4  2004年 →詳細目次 一部内容紹介(10/2/15)

本書は弁護士をめざす学生のために,弁護士歴35年になる著者が,自己の体験をもとに弁護士の使命を明らかにする。さらに弁護士が心血を注いで取り組むべき事件や何を大切にして弁護士は仕事をすべきかについて,過去の事件を取り上げて具体的に例示し,弁護士の役割と司法の問題点について述べる。
目次 第1章 弁護士の仕事と社会との関わり 第2章 弁護士に求められているもの 第3章 企業活動と弁護士 第4章 福祉国家と企業社会の狭間で 第5章 社会保障・福祉と弁護士 第6章 今後の裁判と弁護士の動向