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むつ小川原開発の経済分析―「巨大開発」と核燃サイクル事業―
秋元健治 (日本女子大学)著 268頁 A5判上製 本体2800円 ISBN4-88352-069-2 2003年 1960年代末から「巨大開発」と称せられてきた青森県上北郡六ヶ所村を中心とするむつ小川原開発計画は,地域住民の生活基盤や伝統的共同体の破壊など,深刻な問題を発生させてきた。これまでの30年余にわたる開発計画の経緯が検証され,地域開発は何のために,また誰のためになされるべきかを問う。 ファッション産業論―衣服ファッションの消費文化と産業システム― →詳細目次 経済学や経営学からの従来の研究は,生産中心でもよかったが,現代の問題状況は,もはやこれでは不十分である。生産と消費を同時に,豊かさの欠如(感)という点では人間の欲求を扱う必要がある。経済学に美の視点を取り入れる必要がある。「消費と美」の領域に分け入るために,ソーシャル・サイエンス(社会科学)とヒューマン・サイエンス(人間科学)の両視点を踏まえる必要がある。 現代の商店街活性化戦略[品切れ] 小川雅人 (福井県立大学)毒島龍一(千葉商科大学) ※この本の続編にあたるのは『地域商業革新の時代』です。 今日の商店街問題は全国的に非常に深刻な問題となっています。少子高齢化社会,地球環境問題などが深刻になっている今日,商店街が地域社会で果たす役割は非常に重要な社会問題です。そこで本書は一方的に商店街の厳しい現実を見つめるだけでなく,また逆に大都市の恵まれた立地での商店街の紹介だけに終わるのではなく,厳しい中でも可能性があること,また大都市と地方都市の商業の違い等にも触れる。全国の事例もできるだけとりあげる。 地域商業革新の時代 福田 敦(関東学院大学)、毒島 龍一(千葉商科大学)、 各執筆者の4年余の商店街研究の蓄積を反映した、『現代の商店街活性化戦略』に続く労作!!。単に商店街に留まらない地域商業という視点から,今こそ中小商業者は革新的な活動にチャレンジしていく必要があることを主張している。目次 序 章 地域商業活性化への視点と本書の構成 第1章 小売商業構造の変化と地域商業問題 第2章 中小商業者の経営実態と意識 第3章 中小・商業政策の変遷とその評価 第4章 消費者の購買行動と地域商業のミッション 第5章 商店街組織の類型と「協働」事業のあり方 第6章 商店街の地域活動と多様な連携――地域とのパートナーシップ―― 第7章 商店街再生における商業人育成――商人塾における意義と展望―― 第8章 商学連携事業の意義と課題 第9章 まちづくり三法改正の背景と地域商業の革新に向けて残された課題望 第10章 英国のTCM・BIDに見る地域と商業の強固な連動 →詳細目次 マルクス地代論の研究 漆原綏(徳島大学名誉教授)著 四六判上製 232頁 本体1800円 ISBN4-88352-086-2 2004年 →詳細目次 マルクスが『資本論』の最終に近い諸章で展開している地代論は,2つの重要な理論的意義をもっている。1つは『資本論』の全体系の完結として,もう1つは農業経済の現状分析の用具としてである。著者は,かねてより,地代論がこのような意義をもっているとの認識に立って,その研究にたずさわってきた。本書は,これまでの研究をとりまとめたものである。
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