経済学 etc.8

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政治経済学の原理と展開 柴田信也(東北大学)編著 
240頁 A5判上製 本体2400円 ISBN4-88352-046-3 目次詳細立読みのページ(10/2/15更新)
 
「本書の名称にあえて『政治経済学』の名称を用いたのは,Political Economy が経済学の嫡流であるという矜持も込めているが,そこまで気負わずとも,近年,政治経済学という呼称を,労働価値説の流れをくむ経済学という受け止め方が比較的多くなっていることも,この名称にした付随的な理由のひとつである。」(本書「はしがき」より)《主要目次》第1部 政治経済学の原理 第1章 資本の生産過程 第2章 資本の流通過程 第3章 資本の総過程(以上,柴田信也) 第2部 政治経済学の展開 第1章 マルクスにおける自由の概念(木島宣行) 第2章 社会的ディレンマと経済学批判(守健二) 第3章 市場経済・資本主義・社会主義(大澤健) 第4章 循環型社会のための諸条件(山口拓美)。


恐慌理論とバブル経済 大友伸一(東日本国際大学)著  222頁 A5判上製 本体2400円 
ISBN4-88352-047-1 目次詳細 
 
《主要目次》序章 恐慌論の課題 第1章 恐慌論の方法 第2章 『資本論』第2部第3篇の理論的内容 第3章 マルクスの社会的総資本論 第4章 利潤率傾向的低下法則と全般的過剰生産恐慌 第5章 恐慌および産業循環の理論的構造 第6章 貨幣資本の過多について 第7章 電子技術を基礎とする日本企業の商品開発とバブル経済 第8章 21世紀の日本に向かって


『価値法則』の論証 仙田久仁男著  216頁 A5判上製 本体2200円 
ISBN4-88352-048-X 目次詳細立読みのページ(10/2/15更新)
 
「本書で私が最初に最も力を入れて示したいのは,マルクスが『資本論』冒頭の価値論で何を明らかにしたのかその具体的内容である。マルクスが持っていた問題意識を明確に提示しておきたい。そして,それは古典派の前後をはじめそれ以降の他の学派とは決定的に違うことを明らかにしたい。とくにマルクスの価値論に対して異論を唱えた『近代経済学』の学派との相異の指摘は最も重要な課題である。」(本書「序」より)《主要目次》第1章 経済学における問題意識 第2章 各学派における価値論展開の問題意識 第3章 価値をめぐる論争の終結 第4章 価値論から見た地代の他の理論的諸問題 第5章 「労働価値説」の現実的な有効性。


現代アメリカ産業論(第10版) W. アダムス, J. W. ブロック共編 
金田重喜監訳  408頁 A5判上製 本体3200円 
ISBN4-88352-056-0 →目次詳細 立読みのページ(09/12/18更新)

50年にもわたって,改定し続けてきたアメリカ産業分析の決定版! 最新のデータに基づき全面的に新しく書き直されています。11章にわたって,その分野の権威とされている研究者が幅広い市場構造について執筆,この本の最後は自由市場経済の公共政策の役割でしめくくられています。専門家や学生だけでなく,アメリカ産業の構成や機能について,もっと学びたいと思っている一般の人にもおすすめです。目次 第1章 石油産業 第2章 たばこ産業 第3章 ビール産業 第4章 自動車産業 第5章 コンピュータ産業 第6章 映画娯楽産業 第7章 航空輸送業 第8章 銀行業 第9章 保健医療産業 第10章 電気通信業 第11章 自由企業経済における公共政策


新版・現代の中小企業 
相田利雄(法政大学、大原社研)・小川雅人(福井県立大学)・毒島龍一(千商科大学)著
418頁 A5判上製 本体2900円 ISBN4-88352-060-9 →目次詳細
  
第1編 中小企業概論 1章 中小企業の量的地位と役割 2章 独占資本主義と中小企業問題 3章 中小企業の残存・新生メカニズムと中小企業の上限 第2編 中小企業の現代的課題 1章 中小企業の労働問題 2章  系列・下請中小企業問題 3章 中小流通業とその問題 4章 中小小売業と商店街 5章 中小サービス産業とその問題 6章 ベンチャービジネス 7章 中小企業経営 8章 中小企業の組織化 9章 中小企業と税・金融制度 10章 中小企業政策 補論


マルクス・エンゲルスの思想形成

中川 弘(福島大学経済学部教授)387頁 A5判上製 本体3800円 ISBN4-915659-87-9
  内容紹介

〔第1篇〕初期マルクスの近代社会批判 第1章 初期マルクスの社会・経済思想 第2章 『経済学・哲学草稿』と「ミル評註」 第3章 「ミル評註」の近代ブルジョア社会批判 〔第2篇〕唯物論的歴史観の形成 第4章 唯物論的歴史観の形成と《パリ時代》のマルクス 第5章 唯物論的歴史観の確立 〔第3篇〕初期エンゲルスの近代社会批判 第6章 初期エンゲルスの思想形成1一「国民経済学批判大綱」を中心として一 補章 『国民経済学批判大綱』の近代ブルジョア社会批判と「社会革命」論 第7章 初期エンゲルスの思想形成2一『状態』から「共産主義の原理」へ一〔第4篇〕経済学批判体系構築への助走 第8章 経済学批判と疎外論 第9章 初期マルクス・エンゲルスの恐慌観と恐慌分析